ブロガーズフェスティバル2017で聞いた、知った、思った、自分がやるべきこと

ブログの書き方

全国各地からブロガーが集まるイベント「ブロガーズフェスティバル」に参加してきました。去年参加した際は緊張とお酒により薄い記憶しか残りませんでしが、今年は去年よりも冷静に多くの発見をできた気がします。

ですます調だったり、急にタメ口になったりしてますが、仕様です!!!! ‥‥気づかないフリでお願いします。

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ブロガーズフェスティバル全体を通して感じたこと

どの項目も僕が個人的に感じたもので、その中でも特に自分に関係がありそうだな~と思ったことをピックアップしました。

今年のテーマは「個人の発信力」かな?

去年は「ミニサイト、マネタイズ、SNS活用」と色々な分野に分散している感じでしたが、今年は徳力基彦さんが話された「個人から発信する情報の信頼性」に集中している印象を受けました。

ただ、これは僕がそう感じただけ(そこだけを変に切り取って)かもしれません。

専門性を高めることが個人ブログの生き残る道

登壇された人のほとんどが「専門性を高めて誰も追いつけいない何かを実現する」ことの必要性を言ってた気がします。

このブログは内容がドンドン変わってしまい広く浅くになっちゃいました。まあ、固定読者をメインのターゲットにするなら悪くないんだけど、それなら顔出しした方がいいし‥。

なんか色々と迷走していたので、この「専門性」という言葉は自分に刺さりました。特にこの後詳しく紹介する堀口さん、はらぺこグリズリーさんの話を聞いて強く感じました。

ブログ論を自分のブログに書く必要性

今書いているこの記事もブロガー向けなので完全にブーメランなんですが、「マネタイズを意識するなら読者の方向を向いた記事をかけ」ってこと。

読者が「初心者ブロガー」であれば何ら問題が無いが、当ブログの読者はブロガーじゃない人なので、どうやって書いているかなんて興味が無い。

そうなると、そもそも読まれないし、読まれないと収益性も下がって、僕のモチベーションも下がる、っていう悪循環になるわけよね~。

そんなんは自分のノートに書き留めておけばいいじゃね?ってことよね。‥まあ結局今こうやって記事を公開しちゃってるんだけどww

各セッションで聞いた内容

僕が聞いた話の中でも特に印象に残っている、特に自分に関係が深そうだと思ったところを書きます。

徳力基彦さん

reviewsを運営するアジャイルメディア・ネットワークのCMOでもあり、『tokuriki.com』というブロガーでもある徳力基彦さんは「ブログの信用」について話されました。

特に僕がこれは自分にも大事だなと思ったところは下記の3つ。

  • お金に魂を売らない
  • ステマ、ダメ絶対
  • レビューズはステマ撲滅のためのメディア

お金を前提に書かないことが大事。金だ金だって運営をしていると信用を失う方向に向かってしまうので、お金は信用の上に成り立つって意識を強く持たないとダメっすね。

ステマは自分の価値だけではなく業界全体の価値を下げるので、「見つけ次第ぶっ潰せ」‥とは言ってませんでしたが、時には注意することも必要だと。

reviewsはブロガーを安売りしないし、ステマなんて絶対に強制しないから、reviewsに登録してね!!!って話でした。‥reviews登録してみようかしら。

monographの堀口英剛さん

『monograph』というブログを書きながら、株式会社dripの代表取締役社長もされている堀口英剛さんは「大手メディアから見た個人の価値」というテーマでお話されました。あとイケメンだった。小池徹平かと思った。

僕が特に気になったのは下記の3点。

  • 内容が分かりやすいブログタイトルに変えたら企業から話が来るようになった
  • 検索ワードを狙うのは簡単、検索ワードを作るところをやりたい
  • 企業からオファーを受けるブログとは?

1個目と3個目はほぼイコールなんですが、僕も自分のブログタイトルに疑問?不満?があったので。

2つ目のヤツはもうね、最初は「この人は何を言ってるんだ?」と思ったんだけど、落ち着いて考えると凄い考え方だよね。よく検索意図を汲むって言うけど、それよりも前の話だからね。ムーブメントを作るっていうのか?昔だったらそれはテレビや雑誌が担う役割だったのが、今はWEBからだってことを言いたいんだと思った。

企業からオファーを受けるには

ブログとかサイト運営でお金を稼ごうと思ったら、基本はアフィリエイト(AdSense含む)しかないけど企業から直接仕事を貰えたら、また違う世界が見えそう。

で、これまでdripを運営してきて(大手メディアの運営経験から?)企業からオファーを貰いやすい(もしくはこちらから提案しやすい)ブログには重要な要素がある。

  • 何よりも高い専門性
  • 商品をキレイに見せる写真
  • 顔出しは信頼を得るのに重要
  • 検索からの流入も大事だけどファン獲得も大事

広く浅く100万PVよりも、何かに1つ特化した専門性の高いブログは企業にとって価値がある。「○○と言ったらこのブログ」が理想。

自分の会社の商品を扱ってもらうんだから、よりキレイに正しい姿を写真に残せるブロガーがいい。写真は文章以上に大事。

「このブログは誰が書いているのか」が分かる、書いている人間が見える(文章からとかじゃなくて物理的に)ブログは信用を得やすい。

検索からの膨大なPVも良いけど、固定読者が多いブログ。ツイッターのフォロワーも質が大事。SNSで変な発言をしないこと。「リアルで言えないことはネットでも言わない」は至言でした。

気になったのは「10万PVくらいでも十分」っていう表現をしてたこと。当ブログは1年半で僅かに1.5万PVなので、最低限にも達してない。専門性を高めるのも大事だけどPVも必要‥いや、専門性を高さは集客に繋がるのか?

ブログのデザインも大事。どこにでもあるようなテンプレはアウト。独自のデザインにこだわった方がいい。うーーーん、これは難しいッスなー。

本名を出すのは悩むけど、顔写真を出すのはアリかもしれない。今は自分の顔に目線を入れてるけど、顔出しして困ることも少ないだろうし、困るようなブログを書かないってことだよね。

「はらぺこグリズリーの料理ブログ」の、はらぺこグリズリーさん

『はらぺこグリズリーの料理ブログ』というブログを運営しているはらぺこグリズリーさんは、好きを貫き通す特化型ブログ運営術」というタイトルでした。(今気付いたけど、あの将棋の初心者が‥の人だったのね!!!)

好きなことを題材にブログを書くとメリットが沢山ある。個人の料理ブログがクックパッドという超巨大な敵に勝った方法を教えてくれました。

くどい様ですが、あくまでも僕個人の主観によるものです。

  • 好きならば嫌なことも比較的楽にできる
  • 敵の弱点を探す
  • 弱点を突く方向性と維持する

ブログを書いているとどうしても面倒な事や得意じゃない事が出てきて、それを解決しないと前に進めないことがある。

そんな時に好きなことを書いているブログであれば、面倒な事でもまだ我慢して作業出来る。これが嫌々書いているジャンルだと、その時点でブン投げてしまう可能性が高い。

飽和している市場を狙わないで弱いところを狙って行く。クックパッドを倒さないと始まらないってことに気がついたので詳しく調査した。

クックパッドの弱点と思われる点
  • 数が膨大過ぎて検索しにくい
  • 一人暮らし向けのレシピが少ない
  • レシピによっては質が低いものもある
  • 手に入らない材料使ってる問題
  • 値段が明確に分からない問題
  • 各工程の説明や写真が少ない

これらの弱点を突ける方向性でブログを運営した。大手企業がやってるのと同じことをしてもしょうがない。

はらぺこグリズリーさんが突き抜けられたのは、自分で決めた方向性を維持し続けられたのも大きいと思った。たとえ正しいと感じた方法であっても、いつ結果が出るか分からない状況で努力を続けるのはとても難しい。

ぶっちゃけ僕もこれでちょっと悩んでいて、色んなことを考え過ぎて色んな方向を向いちゃって、それぞれが小さい矢印になっちゃってる感がある。

完全に一本とは行かずとも、数本に絞るべき、、、と後述するつるたまさんと話させてもらったタイミングで更に強く感じました。

大谷大さん

『delaymania』というブログを運営しているWEBデザイナーの大谷大さんは、「ブロガーが覚えておくべきHTMLとCSSの基礎」というテーマで話されました。金髪のハードモヒカン?なのでひと目見れば絶対に忘れないし、「上から読んでも下から読んでも」っていう掴みもパないっす!

話を聞いた僕の感想は、自分の実力不足もあり「これが基礎なのかッ!」と驚きました。ただ、ブログを始めた初期よりは知識が増えたので、吸収できそうな部分を見つける事はできました。それが下記の3つです。

  • 文字の始まりは上下と左右の空白が同じサイズだとカッコいい!
  • ボタンの色はブログのイメージカラーと反対の色を選ぶと、読者に「押せるボタン」だと認識されやすい
  • フォトショの「アクション」便利! 画像加工の時間を大幅に短縮できるのに月980円!

1個目は画像を使わないと説明しづらいので飛ばします。

2個目の「ボタンの色」は具体的な事例を示してくれました。自分らブロガーは押せると認識できるが、一般のネットユーザーにも分かりやすいデザインを意識することの重要性を知った。

フォトショップの「アクション」って奴を使うと、画像加工の速度がものごっつい上がるらしい! 最低限の使い方は知っているつもりだったけど、目からウロコどころか目からウ○コが出た。とりあえずこの記事を書き終わったらググります。

ちょっと短いんですけど、僕が理解できなかった部分も多かったのでスミマセンm(_ _)m

タクロコマさん

タクロコマさんは『灯台もと暮らし』というサイトで編集者としても写真家としても活動しているので、どちらか片方だけではなく両方を生かす写真の撮り方、ひいてはブログの書き方について「文章も写真も一貫してできるブロガーだからこそ実践したい写真術」というタイトルで話されました。

写真を上手く撮れるようになりたい!、と気軽に言えないような写真を見せられてビビりました。でも、自分の機材や環境でも活かせそう(パクれそう、か?)な部分がありました。

  • いきなり撮らない、構図を練ってロケハンしてから撮影する
  • 文字を生かす写真、写真を生かす文字
  • スマホ閲覧のための写真の撮り方(日の丸構図、内容の伝わりやすさ)

最初のは衝撃でしたね。ブログに載せたいものを撮る時は、とりあえず何も考えずに撮ってました。他のことなら先にイメージを膨らませてからやるのに、写真だけはないがしろにしてた事に気付いた。

これだけは絶対に真似しなきゃいけないのは「文字と写真は相反するものではなく、それぞれが補完される関係である」ってところ。写真を説明するだけの文章だったり、文章の間を保たせるためだけの写真、というのが自分には多かったので反省しかない。

最低限こんな写真を目指そう(僕の感想)

ここだけは真似したいと思った部分です。

  • 日の丸構図
  • 目に留まりやすい写真
  • 写真を沢山載せるときは胃もたれしないように薄味

被写体を構図の中央に置く「日の丸構図」は、画面が小さいスマホでも写っている物をひと目で理解できる。今の時代にあった構図。これは気軽に真似できるし、初心者でも分かりやすい。

スーッと高速スクロールされている最中でも、「おっ!」と手を止めさせるような感情が出ている写真。感情が見えるとか、動きの中の一瞬とか。

写真は文章よりも見られることを理解する。濃い味付けの写真を大量に見ると読者も疲れるので、写真を多く載せる記事ではイメージが近いものを撮る(加工する)。でも、1枚なら濃い味付けで!アイキャッチなどが典型。

直接アドバイスも貰いました

登壇者の話もすっげー参考になりましたが、直接お話をさせてもらってその場でアドバイスを貰うことも出来ました。

じぇみじぇみ子 さん

『MANIACPINK-まにぴん』というブログを書きつつ、WordPress本を出版されたじぇみ じぇみ子さんとは以前、著作権の勉強会でお会いしてから交流させてもらってます。

方向性に悩んでいると話したら「それって何だか知ってます? そうですね~、伸びしろですね~」と教えてくれました。‥嘘です。完全に嘘です。実際には「悩み始めたら、そこが伸び時ですよ」と優しい言葉をいただきました。

そんな大先生の本をじゃんけん大会で見事GETできた最高の1日でした。あと、ブログを読んでくれていることにビックリしました。普段見えない誰かに向けて書いているのでテキトーになってしまう部分もありますが、直接顔を合わせて「読んでます」って言われると身が引き締まる思いでござる。

つるたま さん

『Camera Story』というブログを書き、皆さんご存知の「ぱくたそ」のカメラマンもされている、つるたまさんともお話させていただきました。

もう大分お酒が回っているタイミングだったのでちょっと言葉が違うかもしれませんが、僕の記憶の中では「軸がブレなければ、3本の矢でもいいんじゃないかな」と言っていました。

なるほど!!! テーマは必ずしも1個でなければいけないなんてルールは無いですもんね。この一言が僕に与えた影響はすっごくデカかったッス。

ブロガーズフェスティバルはスッゲーヤバいイベント

もし、この記事を2018年のブロガーズフェスティバルに参加しようか迷っている人が読んでいたら、僕に騙されたと思って参加してみてください。

あなたがどのレベルのブロガーでも、必ず得るものがあると思います。‥まあ、迷ってる時点で行きたい気持ちがあるんでしょ? じゃあいつ行くの? 今年でしょ!!!

コメント

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