工場バイト約6ヶ月の体験談!夜勤はキツいけど、短期間で貯金を増やせた!

お金に関する事柄(節約術や家計簿)

家から一歩も出ない日が週に2日あるクソ引きこもりの僕ですが、2年前に約6ヶ月間ほど工場で肉体労働をしていた経験があります。

結果から書くと「自分には合わないかも?」ということで辞めたのですが、実際に働いてみて分かったことをお伝えします。

  • こんな僕が
  • こんな条件の工場で
  • こんな仕事をして
  • こんな経験をしたから
  • こんな風に働くのがオススメだよ

という流れになっています。

経験を役立てるも良し、「工場バイトは自分に向かないな」と判断するも良し。僕の経験が誰かの役に立てば幸いでござる。

昔の記憶を辿って書いているので写真が一切なく読みにくいかもしれませんが、その分濃い内容とも言えます!

当時は求人誌を使ってバイト先を探しましたが、工場バイトに特化した求人サイトで探したほうが、圧倒的に効率が良いです。

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工場バイト6ヶ月間の体験談

工場での仕事はこんな感じでこれだけ大変だったよ、という話をする前に僕のスペックを紹介します。

ラグビー部出身のゴリマッチョと、5年間引きこもっていた人が初めて肉体労働にチャレンジするのは大きな違いがありますから!!!

身体的なスペック

  • 身長167センチ
  • 体重55キロ前後
  • 運動はそこまで苦手じゃない
  • 体は比較的弱いが病弱とも言えない
  • 中高は帰宅部
  • 工場で働いていたのは25歳の時

まあ総括すると「普通」。平均よりも背が低いけど大体のスペックは一般的な成人男性で、年齢も比較的若めだし身体的に不利な要素は無いです。肉体労働をするのはこの工場で働くのが初めてでした。

僕の詳しい経歴とかスペックは『筆者の自己紹介』に書いてありますので、暇な人はご覧ください。

工場で働こう(バイトしよう)と思った動機

自己紹介には詳しく書いてあるんですが、僕はこの25歳になって初めて「働く」という行為をしました。

正確には学生時代にアルバイトの経験があったのですが、大人になってからはパチスロというちょっとだけアンダーグラウンドな世界で生活していたので、働くのは久しぶりでした。

なぜこのタイミングで働きだしたのかと言いますと「正社員を目指すなら年齢的にそろそろ行かないとマズくね?」って思い始めたのと、単純にパチスロの状況が悪くなりつつあったからです。

「俺は工場で働きたいんだ!!!!」というモチベーションではなかったのです。‥そんな人が居るのかどうかは別としてね。

バイトした工場と仕事内容の紹介

どんな工場で、どれくらいお金を貰って、自分以外にはどんな人が働いていて、どんな作業をして、という工場で働く人が気になるであろう項目を僕の経験からお話します。

工場の基本情報

  • プラスチック製の製品を作る工場
  • 24時間フル稼働
  • 中小企業
  • 従業員100人程度
  • すっごい田舎
  • 最寄りのコンビニまで車で20分wwww

山奥じゃないんだけど周りには民家もほとんど無い地域で、最寄りのコンビニまで行くのに車で20分かかるっていう超ド田舎でした。

工場の規模としては、大きくないんだけど小さくないってレベルです。もう少し従業員が多ければ食堂とか売店を併設するんじゃないか?っていう微妙な大きさでした。

プラスチックの性質上、製造ラインを一度止めると再始動するだけでも数十万円の費用がかかるので、基本的には24時間365日動かしっぱなしでした。

勤務形態や待遇など

工場で働こうと考える人が最も気になるのは「お金(給料)」の話だと思うんですが、僕はほどほどに貯金もあったのでそれほど気にせず、環境があまりにも劣悪じゃなければOKという基準で職場を決めました。

その工場の勤務体系?勤務形態?や待遇をまとめました。

  • 派遣でも申請すれば使える社員寮あり
  • 8時~20時と20時~8時の2交代制
  • 8時間勤務の3時間残業1時間休憩
  • 時給は1,000円くらい?
  • 残業は2割増し、夜勤の時間帯は3割増し
  • 数社の派遣会社が入っているので同じ仕事内容でも時給が違うとかあり得る
  • 食事は持参するか出入りの弁当業者に頼む
  • アルバイトや派遣が休憩中は正社員がラインに入る

僕の中では最初に書いた「社員寮が使える」っていうのが一番の決め手でした。どうせだったらお金を貯めたいという気持ちもあったし、自分で家を探すのってすごい労力じゃないですか?

「住み込みで働く」という昭和的な体験をしたい、怖いもの見たさも多少はあったかもしれませんがww

製造ラインを止められないので2交代制で回していました。まあ、ちょっと無理があったので僕が入ってから半年後に3交代制に変わりました。

キツめの肉体労働で2交代制は結構キツいし、特に夏場は無理ゲーな気がしました。まあ、アルバイトが熱中症になって救急車を呼んでからやっと変わりました。

そういったブラックな面もあるのが工場だと思います。

給料については時給制だったのだけは覚えているんですが、正確な金額は覚えていません。ただ、夜勤は日勤に比べて楽な割に時給が高くなるので「美味しい」って感じでしたね。

工場の近くにはコンビニなどの店なんて無いし売店や食堂も無いので、出入りの弁当業者に頼むのが普通でした。家族が居る人は家から弁当を持ってくるパターンもありましたね。

工場で働いている人はこんな人

工場なので作業が始まってしまえば、そこまでは気にならないんですがやっぱり人間関係は気になりますよね。

  • 外国人がめっちゃ多い
  • 無断欠勤する人ばっかり
  • 妙に幅を利かせる古株の派遣がいる
  • 正社員は基本的にマトモ
  • 女性はゼロ、いたとしても事務の人で完全にお婆さん

地域や職種によって大きく差があると思いますが、僕が働いた工場では約1/3が外国人でした。パキスタンやバングラデシュなどの東南アジアの人が多かったです。

ほとんど日本語が通じないので仕事中のコミュニケーションが大変です。分かる範囲の英語で伝えたり、とにかくジェスチャーと気合いで乗り切るしかない!!!

大企業の工場だと少数派かもしれませんが、僕が働いた工場は中小企業の工場だったので出勤予定なのに工場に来ないなんてのは日常茶飯事でした。

ある程度予想できるので多少の余裕を持って生産予定が組まれていますが、動きが悪いメンバーだけになってしまうとキツかった記憶があります。

年単位で働いている派遣の古株がいましたが、控えめに行ってks野郎でした。絶対に関わってはいけないタイプだと思います。

正社員はアルバイトや派遣に比べるとスッゲーまともなので、休憩中は正社員に近くにいるのが安全でした。適当でもいいので何かしら質問とかしておくと、楽なポジションに回してもらえたりします。

期待している人も少ないと思いますが、女はいませんでした。これが食品系の工場になると8割女性っていうパターンが普通らしいので、BBAに囲まれたい男性は食品工場を選んでみてください!

工場ではどんな仕事をしたのか

プラスチック製品を作る工場だったので、溶けたプラスチックを型に入れて、完成した製品のバリを取って、梱包するまでが一連の流れでした。

僕が大変だと感じたポイントは下記の3つです。

  • 軍手を2枚重ねに装着するけどメッチャ熱い
  • 溶けたプラスチックの温度は約150℃
  • 研修とか無しで、いきなりラインに入れられる

直接触っている時間は短いんだけど、型に入れるのは自分の手だったので、その僅かな時間だけでもメッチャ熱かったです。

もちろん空気に触れるからドンドン冷えていくんだけど、まーーーーーー熱い。しかも熱に強い革手袋じゃなくて、普通の軍手を2枚重ねにしただけなんで‥。

でもって、火傷って意味では結構危険な作業をするんだけど、研修とか練習とか一切無しでいきなりラインに入ります。

食品工場だったら大きな怪我をしにくい気もするけど、プラスチックの成形なんてやったこと無い人のほうが多いから軽い研修くらいはするべきだと思いましたね。

工場バイトで大変だったこと

まだまだ工場で大変だったことは続きます。もちろん最後には良かった点も書きますが、どちらかと言うと大変だったことの方が多かったかな?

がっつり腱鞘炎になった

  • この工場で働いている人は、ほぼ必ず腱鞘炎になってる
  • 自分の意識では伸びず、曲がったまま

この時以外には腱鞘炎だと思われる症状になったことがないのですが、これは流石に腱鞘炎だったと思います。

型から取り出した製品のバリを取る際にちょっとした刃物を使うのですが、その刃物の切れ味が悪く結構強めに力を入れないといけません。

それを一日中、約10時間続けるのがとにかく辛かったです。病院で痛み止めを打ってもらってまで仕事を続けている人もいました。

僕は上手いこと正社員と仲良くできていたので、腱鞘炎が完全にケガにならない間に他の部門に移動させてもらえました。

休憩も休日も本当に休息だけで終わる

休憩中はとにかく体を休めるのに集中しました。じゃないと1日の最後まで保たなかったです。

週5日間連続で2日間の休みというローテーションだったのですが、連勤中は最低でも8時間は寝ないと体が保ちませんでした。寝不足はマジで死に直結すると思った。

特に最初の3ヶ月感は本当に疲れまくりで、休日も家から一歩も出ずに体を休めるだけでした。

体力が減っていくというよりも、細かい筋肉とか筋(スジ)を痛めている感じで、休んでも全回復するって感じじゃないのが辛かったです。

とりあえず、毎日バンテリンの塗り薬を塗ったり、湿布を貼ったりして誤魔化しました。

透明な液体っぽいバンテリンよりも、「クリーミィゲル」というクリーム状の物の方が僕には合いました。塗り込む感じです。

工場バイトを体験して感じたメリット

グダグダと「大変だった、大変だった」と書いて来ましたが、良かったと感じる部分もありました。

お金が貯まる

最初の頃はとにかく早く家に帰って寝たいので、仕事が終わった後で遊びに行くなんてもってのほかです。休みの日にも出掛けるだけの体力の余裕なんてありません。

っていう生活を送っていると、食費や家賃とか絶対に必要なお金以外を使わないので、ドンドンお金が貯まっていきました。

夜勤になってからはお金が貯まるスピードも一気に上がりました。時給もアップするし日勤に切り替えるタイミングで半日以上潰れてしまうし、日勤以上にお金を使うタイミングが来ません。

集中してお金を貯めて海外旅行に行きたいとか、夢を追うための資金を集めたいという人に工場バイトはオススメです。

体が鍛えられる

もちろん職場によって大きく変わりますが、僕はかなり鍛えられました。

それまでは1時間立っているだけでも「無理!!!」だったのに、工場で3ヶ月働いたあとは数時間立っているのも全然普通になりました。

それくらい普通じゃね?

まあ、そう言われると返す言葉がないけど、それまで堕落した生活を送ってきた人間としては相当強くなったと実感しています。

もちろん本当のガテン系の人達と比べたら全然ヒョロヒョロなんですが、周りと比べたら細くはないし社会復帰としては良かったと思います。

工場バイトをするなら、こんな働き方がオススメ!

工場バイトを経験してみて「もっとこうすれば良かった」という点があるので紹介します。

先に資格をとっておく

給料の事はそんなに気にしなかったと書きましたが、どうせ同じ仕事をするのならば多くのお金を貰えた方が良いに決まっています。

働く工場で扱っている物の種類によりますが、フォークリフトや危険物・ボイラー技士あたりを持ってるとかなり貰える金額が多くなります。

また、フォークリフトは免許を持っていないと手で運ぶしかない物をフォークリフトで運べるので、単純に楽(らく)ができます。

冬場に入るのがオススメ

作っている製品によって大きく変わりますが、大抵の工場では長袖着用が義務になっていますので、気温が高い夏は特にキツいです。

冬の間にある程度仕事の仕組みを覚えて、動きに体が慣れたタイミングで夏を迎えれば耐えられるかもしれません。しかし、入ってすぐに「暑さ」と「慣れない仕事の辛さ」のダブルパンチを食らうのはキツいでしょう。

僕の工場でも、夏に入ってきた人は速攻でバンバン辞めていきました。もし、入るタイミングを選べる状況ならば冬に、選べない状況ならば覚悟を持って挑みましょう。

準備運動をする

大手企業の工場であれば就業前に体操を行う場合もあるそうですが、僕が働いた中小企業の工場では一切ありませんでした。

就業前に自分でストレッチしておくだけで1日の最後に感じる疲れが相当減るので、騙されたと思って軽いストレッチだけでもやってください。

体に深刻な不調を覚えたら辞めるのもアリ

「ちょっと疲れが溜まってきたなー」という程度であればそこまで気にすることもありませんが、「これは疲れじゃなくてケガ?」と思ったら辞めるのもアリです。

ぶっちゃけ、どれだけお金を稼げても体にケガや後遺症が残ったら、その後の人生が楽しめません。

連絡もせずにバックレるのは流石にモラルとしてもマズいですが、体の調子が悪いことを伝えて辞めることを考えてください。

僕も指が自分の意思で曲がらなくなりつつあるタイミングで、他の部門への移動ができなかったら絶対に辞めるつもりでした。

工場バイトに強いサイトで決めるべし

僕が働く工場を探したのは「求人誌」がメインでしたが、これから工場で働こうかな?と思っている人は専門の求人サイトで探した方がいいと思いました。

工場専門求人サイトのメリット
  • 無料の求人誌よりも詳しい求人情報
  • 同じ地域・同じ職種を比較できるから、良い条件の仕事を探せる

求人誌ってスマホの画面よりも小さいスペースに無理やり情報を詰め込んでて、読みにくいし写真も1枚しか写ってない。「これだと仕事内容が分からないな」と思いながらも、当時の僕は「仕事を探す=求人誌」という知識しかありませんでした。

今ではスマホやパソコンを積極的に使うようになったので、工場バイトを探すなら特化した求人サイトで探したほうがいいと思っています。

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