熱血系マンガ家「曽田正人」のおすすめマンガ4選!

商品レビューや欲しいもの考察

好きな漫画家の話をします。曽田正人さんです。全く知らない興味の無いジャンルでも続きが気になって、気が付いたらそのジャンルを好きになってしまう。そんな凄いパワーを持ったマンガばかりです。

作品には競技(仕事)にストイックな主人公が登場し、その成長を描いているものが多いので、僕は勝手に作者の曽田正人さんもストイックな性格なのかなって思ってます。

僕が読んだのはシャカリキ!、め組の大吾、capeta、昴です。どれも読んだのは学生時代です。本当に暇さえあればマンガ読んでた気がする。っていうか暇が無くても読んでたなw実はテンプリズムはまだ読めていません。でも彼が書くものだから面白いんだろうな。

今回はそんなオススメ曽田正人漫画のおすすめポイントを説明していきます。

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スポ根自転車ロードレース漫画「シャカリキ!」

ロードレースを題材にしています。無口な主人公が自転車を通して人との触れ合いを通して、スポーツ選手として、人間としての成長を描いた物語。自転車乗りの永遠のバイブルといっても過言ではなく、学生の時ロードバイク乗ってた僕も勿論のこと虜になった。

下調べが凄い 機材の仕組みまでしっかり理解して描いてる。全く予備知識がくても、説明が分かりやすいので誰が読んでも楽しめると思う。当時の運動の理論は数年後には最先端ではなくなってしまうんだけど、そんな理論とか関係なく今でも読める。マイナー競技を題材にしているのに連載が長く続いたのは本当にスゴイよね。

ロードレースは個人競技でありながら団体競技でもあるので日本人受けすると思うんだけどなあ。僕個人的には箱根で大きな大会を開催したら盛り上がるんじゃないかなと思ってます。箱根駅伝みたいにさ。でも始めるのに結構お金がかかるから学生スポーツには適さなそうだから厳しいか?

ドラマにもなった消防士マンガ「め組の大吾」

ドラマにもなってるので知ってる人も多いと思います。主人公の大吾が幼少時代に自分を助けてくれた、「スーパーマン」を追って消防士になり、多くの現場に出動し終盤ではレスキュー隊の一員としても活躍する。連載中には消防官の採用試験の倍率が大きくあがったという社会現象にもなりました。

シャカリキ!の主人公「テル」に比べると”普通”の人間で結婚もします。でもカッと目を見開いて、集中すると周りが見えなくなるところは一緒です。自分が求められるのは災害が起きたときで、それは誰かの悲劇だ‥‥という葛藤も見どころのひとつです。

このマンガも描写が細かく正確です。火災を鎮火する方法、延焼を防ぐには、山火事からの脱出等どれも詳細まで描かれ、それぞれ理論的な内容です。本当に正確かどうかは専門家に任せますが、人命救助の重要な点はおさえていると思う。

僕の後輩はこのマンガがきっかけで消防士を目指していました。‥全く連絡とってないけどなれたのかな?ちょっと題材が違いますがトッキュー!!(海上保安官の話)も好きです。全巻読みました。

金持ちしか居ないモータースポーツ界で貧乏人がF1を目指す!「capeta」

主人公のカペタが自動車レースの最高峰F1を目指すストーリー。金持ちのスポーツといわれるカートの世界に興味を持ってしまった貧乏な家のカペタが、様々なアイディアそして気合と根性で多くの困難を乗り越える。涙無しでは読み進められない。マジで感動できる。

作者の曽田正人本人が大のF1好きという事でこれまた内容が濃い!カートの世界の現実(一般家庭では無理なレベルの費用)だったり、F1に乗るには高額の持ち込み(億単位)が無いと厳しいという事。普通の少年漫画だったら書かないであろう話もふんだんに盛り込んでいる。マシンの挙動もリアルに描かれていて、乗っている人間の辛さ(肉体、精神面共に)も伝わってくる。

僕もモータースポーツ好きなので曽田さんの作品の中では一番お気に入りです。連載が終わった時は悲しかったし、もっと続きが読みたかった。でも曽田さんが一番いいと思ったところなんだから間違いないかな?F1に乗ってるところまで描いちゃったらその先を想像する楽しみがなくなっちゃうしな。カペタはまだお値段高いなぁ、でも欲しいなぁ、買っちゃおうかな(゚∀゚)

狂気的な主人公が踊り狂うバレエ漫画「昴」

女の子が主人公、幼少期からバレエ以外の生活を全て捨てた刹那的な生涯を描く。バレエなんて全く興味なかったのですが、YouTubeで検索してしまう位興味をそそられました。作中に登場する演目「ボレロ」とか実際に見てみたいです。システロンに所属するダンサー全員が、すばるに引っ張られるっていう描写が凄く悪魔的でカッコよかった。

主人公のすばるは他の作品のキャラクターよりブッ飛んでて、いわゆる天才なんです。天才がゆえに孤独であって、周囲の人間の人生までも壊してしまうという悲しさも見どころです。

作者はどうやって取材したのかな?って思ってたら

バレエに関する知識が乏しかった作者はバレエスクールに入校してダンサーの世界を体験し、2001年には東京バレエ団のパリ・シャトレ座公演「ザ・カブキ」にエキストラとして出演した ウィキペディアより引用

だってさ、作品に対する情熱がスゴイよね。キャラクターの動きも本物のダンサーの動画と比べても見劣りしないのはこういった取材の成果ですね。

曽田正人のおすすめマンガのまとめ

登場する主人公は皆どこか頭おかしくて世間一般的にいったら変人。自分の好きな事しか見えない、好きな事だけを極めていく、人には合わせない、のに人を惹きつける魅力がある。好きな事で飯を食っていこうとしてる姿勢と、日本でマイナーな競技だと思ったら海外に出ていく行動力もある。

そんな主人公たちにボクは勇気をもらったのでみんなにも読んで欲しいです!おすすめのマンガあったら@sohtaに教えてください。

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