今日は、自分でブログを書き始める前からiPhoneのブックマークに入っていて、今でも新しい記事が更新されたら必ず読んでいるお気に入りのブログ『monograph』を紹介します。
なんでこんなに楽しみにしているのか? どんな良さを感じているのか?
なんとなく感じている『monograph』の良さを文字に起こすことで、自分のブログに足りないものを考えるきっかけにしようと思い書き始めました。
『monograph』の著者である堀口英剛さんが、最近出版された本です。今の自分は、来月の家賃も危ういレベルなのでまだ読めていませんが、少しでも余裕が出てきたら絶対に読みたい本の1つです。
ブログを紹介する理由
今回、他人のブログを紹介しようと思った理由は「自分のブログを見つめ直すため」です。伸び悩んでいる自分のブログを成長させるために他のブログを参考にしようっていう魂胆です。
昨年の4月からこのブログを書いていますが、アクセス数(読みに来てくれる人数)も得られる収益もビックリするくらい伸び悩んでいます。
現在のアクセス数と収益を支えているのは、ブログを開設してから半年以内に書かれた記事ばかりです。特に2017年に入ってからの記事の貢献度はとても低く、閲覧回数トップ25の中に今年書いた記事は10個しか入っていません。
ブログを始めた当初よりも良い記事を書いているつもりでしたが、ここまで結果がついてこないとなると間違った方向に進んでいる可能性が高いです。…嘘っす、本当は同居人であるBaffaro氏に言われました。
という訳で、自分が「スゲーっ!」って感じるブログの良いと感じる部分を書き出して、、、パクるッ!!!(文章をコピペするって意味じゃなくて、運営スタイル・タイトルの付け方・文章構成とかね)
『monograph』を読みたくなる理由を考察
僕が更新を楽しみにしているブログ『monograph』の良さを出来るだけ細かく分けて考えてみます。
同世代の親近感
運営している堀口さんが自分と近い世代で、勝手に親近感を感じています。もちろん歳が大きく離れた人のブログも良いんだけど、同性かつ同世代の方が僕個人的には刺さる。
数年前の記事だとワンピースのフィギュアを紹介したり、タイトルの付け方も「○○は最高だぜ~」的だった。近頃の記事は歌詞の一節とも思える洒落たタイトルで、扱う題材も仕事に関係する「モノ」が増えてきて大人っぽいと感じる。
なぜか上から目線になってしまい申し訳ないんだけど、「人としての成長を感じる」っていうのかな? 学生から就職して社会人になり、独立して…っていう流れをすごく身近に感じる。
この間ブロガーズフェスティバルでお会いするまでは、全く知らない人だったんだけど、勝手に親近感を感じていました。
写真がイイ
自分のブログに足りないことの1つに「写真」がある。そして、自分が思う理想に近そうなのがmonographの写真なんですよね。
「モノ」の特徴を捉えて機能や性能についての情報を伝えてるんだけど、パッと見た時の印象が洒落てる。高スペックのゲームPCを使うヲタクの男性が見ても、丸の内で働くオシャレ感度が高いOLが見ても、伝えたいことが伝わる写真だと思う。
写真についても記事の内容と一緒で、成長というか進化の過程がある。昔の記事では顔が写った写真の目線の入れ方が昔のプリクラって感じだったのに、今では雑誌の表紙にありそうな感じ、カッケー。時間をかけて写真の撮り方を勉強したり、撮影機材への投資もしてるんだろうな。
もちろん更新を楽しみにしているブログだから、書かれている文章がスッと入っていくるものだから、写真もイイ感じだと思っているのかもしれないけど…。
『こだわり』『熱』を感じる
靴とか鞄とかMacの周辺機器とか、紹介しているモノに対する熱を感じる。Appleの発表会直後に公開される新型iPhoneの記事は執筆速度も異常だし、これまで歴代のiPhoneを使ってきたヘビーユーザー目線でめちゃくちゃ濃厚。
MacやiPhoneをガチガチに使い込んでいるのにAppleWatchを使っていないところからは、こだわりを感じる。極稀に『なんとなくオシャレっぽいからMac好きです☆(ゝω・)vキャピ』っていうライトユーザーとは正反対だと思う。(確か買って使ってみたけど、イマイチだったから手放したとかそんな感じだったと記憶しております)
ブログ全体を通して、「出来るだけ自分が使ってみて良いと感じた物を紹介している」というコンセプトを感じます。
提供の記事が提供っぽくない
僕のブログでも商品を提供してもらって書いている記事がありますが、monographさんの記事は全く別物だと感じます。書かされている感じがしないし、無理に褒めている感じも無い。
ANKERのモバイルバッテリーなんて10個くらい提供されているよね? 商品ごとにチョットずつ違った切り口で上手いこと書いているのが凄いと思う。
僕のお気に入り記事を紹介します
他の読者や書いている堀口さんは「えっ?コレ?」と思うかもしれませんが、とにかく僕の印象に残っている記事を紹介します。
初めて読んだのはエヴァ新劇場版の考察記事
検索からなのかTwitterなどのSNSだったのか、きっかけを全く覚えていませんが『monograph』を初めて読んだのはエヴァQの考察記事「エヴァンゲリオン新劇場版:Qの面白い考察をまとめてみました。次回作への期待が高まる!!!」です。
この頃は検索にかかりやすかった「NAVERまとめ」を頻繁に読んでいましたが、どこか内容を薄く感じていました。そんな時に見つけたこの記事は独自の意見を発信していて驚きました。
また、「ブログ=有名人が書く日記」というイメージしかなかったので、一般的な若者が書いているということも新鮮でした。「キボンヌ」という表現、語尾が「でっす」なってたり、草生やしてるし、顔文字も使ってるし、今とは違う文体で面白いですよ!
印象に残っているのは『賃貸DIY』
どれか1記事だけではなく『賃貸DIYブログ』というカテゴリ全体が印象に残っています。他のDIYブログでは30代より上がターゲットになっていて、金もスペースも必要なものばかり中で目立っていました。
賃貸住宅という制約の中でどれだけオシャレな空間を作れるのか、本人も楽しんでいる様子が伝わってきて、僕はDIYとかやらないのに読んでいましたw
最近のお気に入りは『iPhoneを毎年買う理由』
最近っていうか、この記事を書いている時点で一番新しい記事なんですけどねwwww
なぜ新しいiPhoneが出る度に買い替えているのか、誰しもが納得出来る理由が明確に書かれてて、「確かにそうだ!」と思ったのが下記の部分。
実際に計測しているわけではありませんが、僕はiPhone3GSを手に入れてからほぼ100%に近い割合で毎日iPhoneを使っています。9年間、3285日間の間、毎日です。
-中略-
このように毎日長い時間一緒に向き合うモノだからこそ、僕はここに最優先にコストをかけるべきだと思います。洋服もカメラも本も車も毎日は同じものを使いませんよね。でもiPhoneは毎日同じ一つのモノを使います。ならば使用頻度の低い他のモノにコストを分散させるよりも頻度の高いiPhoneにコストを投下したほうがいいのではないでしょうか。
引用元:『僕が毎年最新のiPhoneを買う理由』
確かに言われてみると、ブログを書いていなかった2年前の僕でも、iPhoneを使わないという日はありませんでした。毎日使うものに資金を集中するのは理にかなってる!!
自分のブログにどう活かすのか
色々と『monograph』の良いと感じている部分を書き出してきましたが、その中でも僕のブログに足りていなくて真似したいところは、
- 親近感
- カッケー写真
- 情熱のこもった文章
簡潔に書くとたったこれだけなんだけど、自分でやるとなると難しそうだなぁ。
最後の「情熱のこもった…」は特に自分のブログに欠けていている。提供してもらった商品を「なんとな~く」紹介しているだけになってしまっている。これは自分の意識を変える事で良くなるし、意識を変えないと良くならない。
近頃は広告ありきで記事を書いてしまってたけど、これから書く記事はブログを初めた頃の様に「書きたい・伝えたい」ものを書いて、広告があったらラッキー程度の感覚で行こうと思う。
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