僕は昨年の12月に仕事を辞め、4ケ月後の4月に現在住んでいる部屋を借りました。無職になってから部屋を借りるのは思いのほか大変です。このブログを読んでいる人には大変さを味わって欲しくないので情報をシェアしたいと思います。
なぜ借りるのが難しくなるのか、どうしたら部屋を借りる事が出来るのか、退職する前にしておいた方がいい事を書いていきます。これから書く内容は僕が賃貸契約をする時に不動産屋から聞いた話などを基にしています。
会社の近くに住んでいる人は、退職後に元同僚と顔を合わせるのが辛いと感じる人も多いでしょう。僕は友好的な退職ではなかったので、出来る限り遠い場所に引越したかったんです。
生活圏で元同僚に会うと思うだけで胃が痛くなるので、前の家から50キロ以上離れていることを絶対条件に新しい家を探しました。
僕が部屋を探す時は、無駄な内見を減らしたかったのでネットで調べて目星を付けておきました。色々と賃貸情報サイトを使ってみましたが、掲載されている部屋はほとんど同じで、「この住宅情報サイトにだけ載っている!」という部屋はありませんでした。
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無職だと部屋を借りにくい
家賃滞納をしやすいから
家主や不動産屋が無職の借主に対して心配するのが家賃の滞納です。実際お金を払ってくれて近隣の住民に迷惑をかけない人間ならば、無職でもあまり気にしないと思います。
家賃を滞納する可能性があるという意味では自営業の方も断られる場合もあるそうです。やっている事業がこけた時に負債が残ってしまったら家賃を貰えないかもしれないからだそうです。
部屋を借りるのってお金掛かります。僕の場合は家賃7.2万円の部屋で初期費用が505,700円も掛かっていますから、大家が貸す相手を選ぶのも当然といえば当然かもしれません。
なぜか大家が嫌がる
家賃を滞納せずに払ってくれれば気にしないという大家も増えているらしいですが、現実には無職というだけで絶対にダメという大家も結構な数いるようです。
そういった大家が管理する物件はきっぱり諦めてドンドン次に行きましょう。そんな前時代的な人間に構わずに、懐の深い大家を探した方が住み始めてからもやりやすいです。
夜の街で働いている可能性があるから
無職とひとことで言っても実際に企業に勤めていないだけで、夜の街で働いている人もいますよね。大家はそういった職業の人間を嫌う傾向にあります。
嫌う理由は夜中に騒ぐかもしれないとか、収入が安定していないから家賃が心配だとか、同じ建物に住む他の住人が怖がるなど色々あるらしいです。
現在では夜の街で働く人でも借りやすい物件に強い不動産屋も多く存在するので、まずは身近な不動産屋に行って相談してみるのが一番の近道でしょう。良い業者を紹介してくれる可能性もありますからね。
無職で賃貸契約する方法
預金が300万あれば無条件でOK
コレは僕が不動産屋から聞いた話なので、全ての物件に当てはまるとは限りませんが家賃がそんなに高いところでなければ、預金が300万円ある事を証明できると大体の大家はOKを出し、保証会社の審査にも通ると言ってました。
もちろん前述の無職=即NGの大家の場合はダメですが、保証会社は基本的に預金証明書さえあればOKみたいですよ。金融機関に行って預金証明書か残高証明書が欲しいと言えば、1,000円程度で発行してくれるはずです。なんで金取るんだよって感じですがしょうがない。
僕は事業所登録できる物件を探していたので、300万の預金があれば確実という話でしたが100万ちょっとの預金通帳の写しだけでOKでした。
空きが多く古い物件を狙う
結構な築年数が経っている物件は甘く新築は非常に厳しい傾向にあるので、どうしても新築がイイという人以外は古めの物件を狙った方がいいでしょう。
というよりも、無職だと新築で家賃が高い部屋を借りちゃダメだよね。まあ株や為替で稼げている人は高い所に住んでも良いと思うけどさ。いや稼げている人は法人化してるから大丈夫か?
繁忙期の終わりは大家が焦っている
年によって多少の変化があるようですが、大体は3月が一年で最も忙しく入居者が多いです。よって3月の終わりまでに入居者を確保できていない大家は焦っていると思われます。
少しでも多くの部屋を埋めて家賃収入を得たい大家は、多少の事には目を瞑ってくれる事が多いでしょう。しかし最後まで埋まらなかった部屋ですので、優良物件とは言えないかもしれませんが背は腹に代えられないし住めば都ですよ。
退職前にしておきたい事
賃貸契約をしてしまう
これから数か月後に退職する予定でありながら引っ越しをしなくてはいけない場合は、できるならば先に賃貸契約を済ませておく事をオススメします。
これまで書いてきた様に無職になってからは、預金がたくさんあっても拒否られる可能性がありますので、在職中に引っ越し先の契約をしてしまうのがいいでしょう。家賃が1ケ月分くらい多く掛かってしまったとしても、面倒な不動産回りもしなくていいし拒否られると精神的にくるので‥。
できるだけ貯金をしておく
預金証明ができる場合は賃貸契約をスムーズに結ぶことができる事が多いので、退職直前はできるだけ出費を抑えて預金額を少しでも増やしておきましょう。まあ仕事辞める直前に豪遊する人なんて中々いなと思いますけどね。
代わりに借りてくれそうな身内を探す
自分で借りる事が出来ない場合の最終手段が、知り合いに借りてもらう事です。その知り合いの社会的信用が高いなら、審査なんてあって無いようなものです。
しかし絶対に火事なんて出せないし、その知り合いと相当な信頼関係を築けていないと代わりに借りてもらうのは難しいでしょう。
雇用保険をもらえるように
退職後の大きな助けになるのが雇用保険です。この雇用保険の受給資格がある人は、最低限の収入が見込める人間になりますので審査に通りやすくなるでしょう。
『再就職手当なら就業手当の2倍支給される!雇用保険の重要な点をおさらい』の記事でも解説していますが、12ケ月以上の雇用保険への加入(保険料の納付)が支給の条件になりますので、払えるなら絶対に払っておきましょう。
1ケ月だけ足りないという人はちょっとだけ退職の時期を変更してはいかがでしょうか?どうしても我慢できないなら心を病む前に辞める事を僕は勧めますけどね。
まとめ
とりあえず働いている内に貯金をしておこうぜ!
お金に余裕が無いと次の仕事も妥協しないといけないし、勉強する時間も用意できないです。何かやりたい事が見つかった時にすぐに飛び出していくために、100万くらいは貯めておこうぜ。必死に働くか、必死に節約すれば絶対に貯まるから。
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