何かというと外資系企業のやり方が、良しとされる世間の流れになっている現在の日本です。技術力で世界一だった頃は忘れて海外のやり方を見習おう。
でも、まだまだ世界レベルで見ても圧倒的に強い日本企業ってたくさんあると思います。僕が知っている、SHIMANO(株式会社シマノ)という企業を紹介したいと思います。日本の技術力は世界に負けてないんだよって小さな子供達に自慢したいね。うろ覚えの話もあるので間違ってたらごめんなさいm(__)m
SHIMANOの自転車部品は世界シェア80%!
近年、街中で見かけることも多くなったロードバイクなどの比較的高級自転車の部品メーカーです。
世界中の自転車好きに知らない人はいない
自転車のコンポーネント(主要部品)のメーカーと言ったらSHIMANO(シマノ)なんです。残りの2割はイタリアのカンパニョーロ(Campagnolo)とアメリカのSRAM(RED)なのですが、一般ユーザーからの支持は圧倒的にSHIMANOが最強です。
ちなみにアイキャッチ画像のホイールはカンパニョーロで、クランク(ペダルが付いている所)やディレイラー(変速機)はSHIMANO製です。
アルミの冷間鍛造に強い
少しずつ低価格帯の自転車の部品にもカーボンが使われるようになってきましたが、力が強くかかる部品の多くはアルミが使われます。10年前は最高級品(自転車一台で150万円超え!)でも重要な部品はアルミ製でした。
SHIMANOの製品は精度が高く・薄く・軽く、そして何より強い。さらには主要メーカーの中で一番安い!ロードバイクを買う時にSHIMANO以外の選択肢なんてありません。海外製のものに憧れのある一部のマニアを除いてね。
変速機のパイオニア
最近の高級自転車の主流になりつつある電動変速機を最初に出したのもSHIMANOです。その昔、デュアルコントロールレバーというハンドルから手を離さずに変速できる機構を作ったのも、やはりSHIMANOでしたね。(昔の自転車はハンドルとサドルの間の場所に変速レバーが付いていたんです。エレクトロボーイやPCスーパー5なんておじさんなら分かりますよね?)
デザイン性が悪いのが玉にキズ
技術力が非常に高く機能美としては最強なんですが、アーティスティックなカッコよさが無いんですよね。ひとことで言うとダサい、それに尽きる。それに比べてカンパニョーロはイタリアっぽいおしゃれな感じなんですよ。でもそれだけでSHIMANOより精度が低くて値段は1.5倍~2倍くらいでした。
当然ながら学生の僕は触ろうともしませんでしたよ。シマノ以外に乗ってる人は頭おかしいんだと思ってました。本気でね。
カーボン成形でも力を付けてきた?
他の企業に対してカーボン成形で後れをとった感じがありましたが、素材の主流になりそうという事もあり相当力を入れている模様です。中でもホイールには注力しているのが分かります。
ホイール(タイヤを除いた車輪)は非常に高い精度と圧倒的な軽さが求められます。(回転する部品は円周外側が軽さが乗る人間の疲れに非常に大きな影響を与えるため)他社が作ると前後セットで40万円以上する精度と軽さの製品を、ほぼ同じレベルを達成しながら20万円近くで製品化してしまうのです。
カーボン全盛期に向かって行ったらシマノも終わりかなと思っていたので、僕としては嬉しい誤算です。
wiggleでパーツを買うと超安い
ロードバイクやマウンテンバイクの海外通販サイトに「wiggle」があります。日本国内のショップだとほとんで値引きされず、定価に近い価格でしか購入できないパーツが格安で購入できるサイトです。
海外通販と聞くと難しそうな気がしますが、サイト全体が完全に日本語対応していますので安心してください。
一昔前の海外通販サイトのように意味不明な日本語の羅列ではなく、恐らく日本人がしっかりと監修したであろう、ちゃんとした日本語になっています。
ただし購入者のレビューは、日本人が書いているものが少ないので英語のレビューが多めです。でも、ここ1年くらいで日本人の利用者が相当増えたようで、日本語でのレビューも増えています。
料金の総額も日本円での表示されるし、日本のクレジットカード(入会費・年会費がずっと無料の楽天カードがオススメ)で普通に支払えるし、海外通販なのに5,000円以上の買い物で送料無料になるし、普通に価格が安い‥。
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ロードバイクに毎日のように乗っていた高校生の時このwiggleを知っていたら、バイトして貯めたお金を速攻で使ってただろうな~。
マジでインターネットの普及って本当に凄いですよね。
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SHIMANOと言えばリールなどの釣り道具も有名
僕は小中とバス釣りにどっぷりハマっていたので、それもあってシマノ推しです。‥ダイワって高いイメージしかない、安い価格帯のラインナップがイマイチだったよね?
何よりリールだね
スピニングリールと言ったらステラで、ベイトリールと言ったらシマノ製のアンタレスかカルカッタ、もしくはダイワのTD-Zだったよね?釣り具も自転車と一緒でとにかく機能の割に安かった。ダイワも国内のメーカーなんだけどシマノは圧倒的だった記憶があります。
海外のシェアについてはほとんど分かりませんが、国内のシェアは一位らしい(たぶんw)ッス。でも海外のバスプロも使ってたような気がするなぁ。
やっぱりデザインがイマイチorz
リールは機械的な美しさで押し切れるんだけど、バッグなどのアクセサリー関係は本当にひどかった記憶しかありません。
でっかくshimanoのロゴが入ってて色使いが中途半端に青と白を混ぜた感じで、中二病全盛期の僕にも「ちょっとこれはダサいわww」って思われていたんだから相当ダメだったんでしょうね。
今はリールのカスタムパーツも通販で買えるのな!
さっきの自転車のところで海外通販が手軽にできる時代になったことに驚きましたが、釣り道具の方でも同じレベルの驚きがありました。
その昔は、リールのカスタムって専用のパーツを「ロドリ」「ルアマガ」「バサー」に掲載されている店に行って買うか、電話と手紙を駆使して部品を購入するしか方法が無かったじゃん。
それが今ではスマホから一瞬でカスタムパーツを買える時代になったんですね(^_^;)
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あとさ、釣り雑誌の定期購読って年間いくら分のお金をまとめて現金書留で出版社に送ることでしか出来なかったのに、今ではネットから申し込めるのね。
しかも、年間定期購読&デジタル版を申し込むとこれまでのバックナンバーも全部読めるとかヤバいな~。これも中学生の時に知ってたら、速攻で契約してスマホとか家のパソコンでずーっと読んでただろうな(^_^;)
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まとめ
SHIMANO(シマノ)以外にも、ファスナーといったら世界シェア90%以上(たぶん)のYKKがある。カメラのレンズといったらニコンとキャノンの2大巨塔がある。オリンピックなどの国際イベントのカメラマンのレンズはこの2メーカー以外に無いんじゃないか?有名な海外メーカーって言ったらライカぐらいじゃん?トヨタは世界シェア1位だしね。
とにかく僕が言いたいのは、まだまだ日本は捨てたもんじゃない。誇れるところはまだたくさんある。海外企業を参考にするのもいいけど、誇りを持つってのも大事じゃね?って話です。こんなで終わります。ノシ
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